「もっちゃう もっちゃう もう もっちゃう」


2000年 徳間書店

小学校の読み聞かせボランティア2回目は
「もっちゃう もっちゃう もう もっちゃう」を読みました。

2年生を担当することになり、まず思ったのは子どもたちの心のことです。
今回の震災や余震で、大人でも怖くて不安な思いをしているのだから
まだ小さな子どもたちはどんなにか不安な気持ちでいることか・・・

楽しいお話だったり、面白いお話だったり。
心あたたまる優しいお話だったり。

そういう明るい絵本を1学期は読みましょうとボランティアのメンバーで話し合い
結果、大人でも思わず笑っちゃうようなこの絵本に決めました☆

題名でも想像がつくかと思いますが(笑)
夢の中で、おしっこをしたくてトイレを探しまわるヒデくんのお話です。
怪しいものが次々出てきて、なかなか思うようなトイレにたどり着かず・・・

ぎりぎりまでハラハラさせておいて
ラストは大変な展開に(^_^;)ウフフ。

子どもたちもクスクス、ときにはゲラゲラ笑いながら
楽しそうに聞いてくれたのでよかったかなと思いました^^*

ただ、少しお話が短い(約7分)ので
もう1冊読んだ方がいいのか・・・う〜ん、迷うところです。



☆宮沢賢治童話集1〜4


1985年 講談社青い鳥文庫

昨年(娘5年生)、国語の教科書に載っていて習ったのが
「注文の多い料理店」でした。
そして、朝時間の絵本の読み聞かせで聞いたのが「よだかの星」。

そうして宮沢賢治の伝記を読むと
娘はもうすっかり賢治ワールドにはまって・・・^^*

家の本棚には「どんぐりと山猫」がありましたが
それもすっかり気に入ってしまい、もっと他のお話も読みたいそうで
いろいろ探してみて、この童話集に辿りつきました。

全部で4冊あるので、これには娘も大満足(*^_^*)

1から順に読み始めています♪

「どういうところが面白いの?」

聞いてみると・・・
東北の方言だったり言葉使いは分からないところもあるけれど
どくどくどく とか、キッキッキッ とか、ひゅうひゅうひゅう とか、
擬音語がいっぱいあって読んでいて楽しいのだそう。
それから、動物や生きものが登場人物だったりするのも面白いのですって。

なるほど^^

最初は図書館で借りようと思ったのですが
きっと何度も読み返すかなぁと思い、思いきって買っちゃいました♪

6年生でも宮沢賢治の作品を習うそうなので
とても楽しみにしている娘です☆



「しろいうさぎとくろいうさぎ」



1か月ぶりの更新です。

震災関連の新聞記事を読む度に
被災地の様子を伝える映像を見る度に
涙が溢れてきて、ほんとうに言葉になりません・・・

しかしながら、食べていくためには働かなければなりませんし
子どもたちも日々大きくなっていきます。
・・・立ち止まっていてはいけないのですね。

少しずつですが、また以前のように更新していきます。
ふと立ち止まってしまったり、迷ったりもするかもしれませんが
なるべく明るい話題をお伝えしていけたらなと思います。


☆        ☆        ☆        ☆        ☆


小学校での絵本の読み聞かせが4月からはじまり
今年は2年生を担当することになりました☆

最初に読んだのは「しろいうさぎとくろいうさぎ」です。

色づかいもモノトーンで落ち着いていて
内容も高学年〜大人向きかなと思っていましたが
実際に読んでみてびっくり。

「うん、ぼく、ちょっと かんがえてたんだ」
何度も繰り返すくろいうさぎの言葉にクスクス笑いが聞こえ
みんな先がとっても気になる様子です^^*

最後の結婚する場面は夜の野原でとても薄暗く
祝福してくれる他のウサギたちや動物たちも黒い影のようなのですが
じっと食い入るように見つめてくれていたのが印象的でした。

つい自分勝手な判断で「これはまだ早いかしら?」と
決めつけてしまいがちですが、これはいけないなぁと反省しました(>_<)

確かに、本というのは毎回読む度に同じ本でも違う感想を持ったりするもの。
最初はよく分からなくて終わっても、また次に目にしたときに
手にとって読んでみようと思う気持ちが芽生えることが大事なのかな?
そんなことを思いながら第1回目、無事読み終えました。



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