娘の自由研究2010

夏休みもそろそろ終わり・・・

毎年恒例の娘の自由研究も
ようやく最後の仕上げにかかっているようです。



今年はやっぱり「富士山の生きもの」(^^)

かなり前から決めていたらしく・・・
自分のデジカメを持って登山をしながらせっせと撮っていましたっけ。
実は、あの「メボソムシクイ」の巣の写真も娘の撮影したものなんです☆
高山植物なんかも私よりずっと上手いんだもの♪

でも、さすがに頂上ではクタクタで写真が撮られず
後になって(数日経ってから)ものすご〜く後悔しているようでした。

・・・でもあの状況では仕方ないわ〜
私も数枚しか撮れなかったし(^_^;)ね。

ふう。

昨日は、小学校の読み聞かせボランティアの集まりもあって
1学期の反省と2学期に読む絵本の選書をしました。

9月からの・・・
夏休みよりもちょっぴり?規則正しい生活に向けて
少しずつですが気持ちを整えて行かなきゃですね^^*



☆たのしいムーミン一家


1980年 講談社 青い鳥文庫

娘が夏休みに出会った本です☆

家の本棚にあったムーミンコミックス1巻「黄金のしっぽ」(写真右上)を
偶然見つけて読んでいたので、青い鳥文庫にもあるよと教えたら・・・

「読みた〜い(>_<)♪」

そして2日間かけて読み切ってしまいました☆
のんびり屋の娘には、このムーミン谷での生活がたまらないそう♪

う〜ん・・・確かに^^*
私もムーミンママ好きだし気持ちはわかるなぁ〜

このムーミンシリーズは青い鳥文庫から9冊出ているので
まだまだ先もしばらく楽しめそうです。

そういえば☆



以前フィンランドみやげで友人から頂いたムーミンの切手&絵葉書・・・
「こんなのあるよ」と娘に見せたら大喜び♪
かなり前(2007年)に雑誌クウネルで特集していた「ムーミンのひみつ。」・・・
「こんなのはどう?」と見せたら目が ウルウル キラキラ ♪

そうそう(^^)
ムーミンママがいつも持っているハンドバッグの中身、ご存知ですか?

・かわいた靴下
・甘いもの(しましまのキャラメル、大きなチョコレート)
・糸きれ
・ぽんぽのおしろい
・コンパクト
・その他急場のもの

・・・なんですって♪

さあここで問題☆
バッグの中にコンパクトが入っているのに
白粉をはたくパフが入っていないのは何故でしょう?

それは、しっぽがパフになるからなんですって!

う〜ん、やっぱりかわいい^^*



思い出の作品?



「・・・いつか、いらなくなったらちょうだい♪」

子どもの頃から家にあって、羨ましいなぁ〜といつも眺めていた「お裁縫箱」☆
ついこの間、実家の母に無理を承知で頼んでみたら、なんと譲ってくれました!

嬉しい〜(*^_^*)

私が子どもの頃。
母が縫い物をするたびに押入れからこの「お裁縫箱」が登場☆

パッチワークでこたつカバーを作っているとき・・・
私や弟のリコーダー袋やお弁当袋を作っているとき・・・
長細うさちゃんのぬいぐるみを作っているとき・・・

いろんなモノを作るときに、いつも傍らに置いてあったのがこの子なんです(^^)

私も大事に長く使いたいなぁ(*^_^*)
そう思いつつ中を開けてみてびっくり!!



私が娘と同じ小学5年生の頃・・・
家庭科で初めて製作したフェルトの小物が入っていたのです☆

・・・まだ残していてくれたんだぁ(>_<)

大好きな「アヒル」?と、何故か「ミノムシ」がアップリケされていて
色は偶然にも娘と同じ水色♪

娘と夫に見られて恥ずかしいやら照れるやらっ・・・

でも、なんだかうれしくなっちゃいました^^*



☆富士山大ばくはつ


1999年 小峰書店

娘の今年の夏休みの自由研究はというと
「富士山に生息する生きものたち」だそうです☆

さすがに5年生ともなると
図書館で自分で本を探してきたり、調べ物をしたり・・・
自分でサクサクとすすめているようで(^^)

富士山に関する本をいくつか借りてきてたので私も読んでみました。

この絵本の作者は、かこ さとし さん。
そう、あの「だるまちゃんとてんぐちゃん」の作者です(*^_^*)

絵本といっても物語ではなく
子供向けの分かりやすい科学本・・・かな?
富士山ができるまでの過程や噴火の歴史、現在の富士山の様子など
あの細かく可愛らしい画風で盛りだくさん描かれています。

・・・そうそう。

富士山の生きものと言えば・・・



これ。「ウグイス」って紹介しましたが
どうやら違うみたいです(^_^;)ごめんなさい。

娘がその後調べたところ、「メボソムシクイ」というウグイス科の鳥らしいです。
ウグイス科というだけあって、見た目も「ウグイス」に似ているのですが
巣の素材と鳴き声が少し違うようなのです。

この「メボソムシクイ」は亜高山帯の針葉樹林に棲む鳥で
コケや草でカモフラージュした、横に出入り口のある球体の巣を作ります。
富士山で見られる鳥ということで本に載っていたそう♪

娘曰く、「ウグイス」だとススキなどを使った、もっとザクっとした巣で
こんなに細かくもないしコケなども使わないらしいです。

・・・なるほど〜☆

もちろん「ウグイス」もその場所にはいたのですが
う〜ん。これは「メボソムシクイ」なのかも知れませんね(*^_^*)



富士登山のつづき・・・

さてさて。



七合目、八合目と登って来て・・・
本八合目の山小屋をめざしていたときです。

雀より少し大きく、ぷっくりとした可愛い鳥を間近に見ました☆
もうすでに標高は3000mを超えているので、何とも不思議な感じです。

クタクタになっていた私たちに元気をくれたその鳥は

「イワヒバリ」

高山の岩礫帯(標高3000m付近)に棲む天然記念物の鳥でした!
後で図鑑で調べてみてびっくり(>_<)きゃ〜♪

その他にも。

こんなところにカメムシが?
そう。「オオツノカメムシ」という山地に生息する希少なカメムシもいました。
黄緑色なんだけれど肩?の部分に赤いツノのようなものがあって
岩礫だらけのところでキラリとひかっていました☆

実はこの頃はもう、かなりいっぱいいっぱい(^_^;)

嬉々として写真を撮るような気力もなく
ひたすら頂上をめざして修行のごとく足を前に進めるのみ・・・

そして無事、富士山の天辺に辿りついたのです〜
・・・長かった〜(>_<)


(↑溶岩のかけらに夢中の娘&火口の写真を撮る夫)

頂上は地上よりも10℃以上気温が低く、風も吹いており真冬の寒さ。

初登頂に成功した娘は、山小屋の味噌ラーメンを誇らしげに食べていました。
(たぶん、サッポロ一番・・・でもなんと一杯900円☆)
・・・きっと忘れられない味になることでしょう^^*


ほんとうに、よく頑張ったね(*^_^*)




さあ!
登ってきたということは・・・
また地上まで降りなければなりません。

これが、しんどかった〜(>_<)

歩いても歩いても、まだまだ先が遠いのだもの。

でも雲の上から見下ろした景色は素晴らしいものでした☆
(江の島や横浜のランドマークまで見えました!)

そして、五合目に辿りついたのはp.m.6:30

ふわぁ〜。
休み休みですが、まるまる12時間も歩いていたってことですね(>_<)

数日経った今でも・・・
何だかまだ信じられずにいます(^_^;)ひゃ〜
KOTAKI先生はじめ一緒に登ってくださったみなさん、
本当にお世話になりました(*^_^*)、ありがとうございました^^*   
 


富士登山してきました☆



ひゃ〜(>_<)
あんな所まで行けるのかなぁ??

五合目から山頂を見て思わず後ずさり・・・
う〜ん。ここまで来たからには行くしかない!

2010年8月8日a.m.6:30

登山道吉田口より登り始めました。



メンバーは全部で10人。
夫の小学校のときの同級生&その子供たち、そして担任だったKOTAKI先生☆
先生は普段からいろんな山々を登られているベテラン登山家(素敵〜♪)!
そして夫も5〜6回は登頂しているそうなので、安心ではあるのですが・・・

・・・最年少の娘&体力ナシナシの私。
みなさんの足をひっぱらなければいいのだけれど(-_-;)
そんな不安を胸にテクテク、テクテク・・・

五合目から六合目までは草木も豊富で眺めも良く
まだまだ?テンションも高いのですご〜く楽しいです♪



この辺りではまだ「ヤマオダマキ」や「ホタルブクロ」「クルマユリ」などの
可憐な花たちが、ぽつり ぽつり とですが見られました。



そして・・・
こんなかわいい鳥のヒナを間近で見ちゃいました(>_<)♪

親鳥がエサを運んでいる姿に娘が偶然気がついて
茂みをそ〜っとのぞき込んだら、鳥の巣になっていたのです。

親鳥を見た娘の証言では、この鳥は「ウグイス」だそうですよ〜^^

そういえば。
帰りにここを通ったとき ホ〜ホケキョ♪ ホ〜ホケキョ♪
ウグイスの鳴き声が頻繁に聞こえましたっけ。

これだけでもう、じゅうぶん幸せな気持ちになりました(*^_^*)

・・・でも。

大変なのは、ここからだったのです。
        


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