☆チロヌップのきつね


1972年 金の星社

言わずと知れた名作です。

「クラスの学級文庫に、すごくいいお話があるの・・・」

・・・去年だったかな?
娘が教えてくれ、わざわざ先生に頼んで借りてきてくれました☆

どーしても私に読ませたかったみたい(^^)

お話は可哀そうなんだけど、キツネの親子がスゴクかわいいの♪
そう言いながらランドセルから出してくれた娘です。

その日の夜、べッドで読み聞かせましたが・・・
不覚にもボロボロ泣いてしまい最後まで読めませんでしたっ!

「もういいよ。ここからはそれぞれが目で読もっか」

ティッシュの箱を差し出してくれた娘の目も、ちょい赤い・・・
一緒に静かに読み終わると2人して大きなため息。

子どもの頃に読んだときは「きつねがかわいそう」の気持ちばっかりだったのに
オトナの今読むと、母キツネの想いやら、おばあさんの気持ちやら・・・
何だか痛いほど分かるのです。

・・・娘は何を思ったのかな。

とても怖がりでアニメ映画「ほたるの墓」などは決して見られない娘ですが
この絵本で戦争について知ろうとするきっかけになればと思いました。

ちなみにこの絵本は3部作☆
他に「チロヌップの子さくら」・「チロヌップのにじ」があります(^^)



ナマズのパックンとのお別れ・・・



・・・あまりにも早いお別れでした。

  ナマズのパックン。(6月2日の日記にあります)

朝夕ゴハンの赤虫をあげ、水換えもマメにして
元気に泳いでいた・・・パックン。

夏休みには川に帰してあげようと
毎日はりきってお世話していた娘は泣きに泣きました・・・

そのまま川にいたら大きくなっていたかもしれないのに。

・・・自分が連れてきてしまったから。

生きもの大好きで観察したりお世話したりしたくてたまらない娘は
そのことが招いた悲しい結果に大きなショックを受けたようでした。

なかなか泣きやまない娘をなだめながら
夫が自然に生きる生きものの命について優しく話していました。

目を真っ赤にしながら頷いていた娘は

「もう生きものをつかまえても、少し観察したらすぐに逃がすことにする・・・」

自然の生きものを何日も何日も
狭い水槽や虫かごで飼うのはやめると宣言☆

パックンのお墓に自分の宝物や手紙、お花をそっと置いて
しばらくの間1人で向き合っていました。

命の重さ。

そういうものも絵本の中で、ゆっくりゆっくりでも
子どもたちに伝えられたらなぁと思いました(*^_^*)



ばーばの茶道指南っっ☆

お〜っ!「ぶんぶく茶がま」だ〜っ(^^)



今にもにょきっとタヌキの手足やら顔やらが出てきそう♪

実家の狭〜い和室にオトナ5人(じーじ・ばーば・夫・私・私の弟のノブ)
そして生徒となるコドモ1人(娘)がぎゅっと集まって・・・

やりました〜

はりきりばーばの茶道教室☆



小学校の「茶道・華道クラブ」に入った娘は
学校で習う前にどーしてもお茶をたててみたいっ!
・・・というか飲んでみたい??

以前から電話でばーばにお願いしていて
せっせと和菓子を持参して・・・それはもう必死でした(^^)

この日は父の日。

昼からすでにほろ酔いのオトナたちと
弟ノブに至ってはまだワイン片手にテンション高し・・・

本来なら静か〜に行うのだろうけれど
作法を教わりながらみんなでワイワイガヤガヤ・・・ときに大笑いの渦。

そんな中で娘だけが真っ剣な顔で
緊張しながらお茶をたてていました。

お茶もお菓子もとても美味しく(*^_^*)
見かけによらないばーばの大活躍☆

「この他にお花と着付けの先生の免許も持っているのよ〜」
と、にんまり(^^)

「ええっ!!」

キラ〜ンと目を輝かせる娘なのでした☆
・・・母に感謝&次もよろしく〜♪



久々の骨董市にて・・・



出会っちゃいました〜♪

ガチョウの置物っ!!

イギリスの古いアンティークなので、ちょっとばかり煤けていますが
・・・そこは愛嬌(^o^)丿

全長8cm。首を長〜くのばしている姿が何とも可愛らしく・・・(*^_^*)

う〜ん☆猫のランちゃんの餌食にならぬよう気をつけなければっ!!

ペチューニアよりちょっぴり細身のこのガチョウくん。
我が家に来たからには大事にするよ〜♪

その他に今回も切手やら天道虫の形のボタンやらを買いました☆

・・・娘はまたまた昆虫入りのキーホルダー
(・・・どんだけ集めれば気がすむのか〜(>_<)っっ)

骨董市その1(3月21日の日記)
骨董市その2(4月18日の日記)   
・・・詳しくはこちらをどうぞっ☆

「ここに来るたびに買ってるんです♪」

娘がにっこり笑って言うと・・・
なんとお店のおじさん、100円まけてくれました!!
や・やさしい〜!・・・そして娘もまたウマイこと言うなぁ(^^)

3度目ともなると楽しめる余裕が出てくるみたいです♪

骨董市では、スーパーのレジように流れ作業でただ買うのではなく
お店の人と会話しながら買ったり買わなかったり自分で決めます。

子どもだし、ドキドキはオトナ以上にすると思いますが・・・

いっぱい楽しんでいろんな気持ちを感じてほしいなぁと
いつも思いながら、私も一緒に楽しんでいます♪



☆ほたるホテル


1995年 福音館書店

これから夏にかけてぴったりの絵本です(^^)

柳の木の下にある「やなぎむら」に住む虫たちのお話♪
・・・虫といっても、とっても可愛らしいので虫の苦手な子もきっと大丈夫☆

ばったの「トビハネさん」、かたつむりの「キララさん」、
そして、ほたるの「ピッカリさん」・・・などなど名前もついていて
こおろぎなんて「リンさん」と「リリンさん」と「リリリンさん」なんだものっ(笑)

娘ももちろん小さい頃から大好きな絵本です。

実はこの「やなぎむらのおはなし」はシリーズもので
他に4冊あり、それぞれ季節が違います。

☆サラダとまほうのおみせ
☆きんいろあらし
☆ふわふわふとん
☆しげみむらおいしいむら

1冊で終わらないと世界が広がって楽しいですよね(^−^)
娘も私もシリーズものに弱いので他の本たちもとても気になる〜☆

この「ほたるホテル」・・・

なにぶん虫たちのお話ですから絵が細かくて虫の姿も小さいので
小学校の読み聞かせで読むには向かないかなぁ〜

う〜ん。それはちょっと残念ですが・・・

家でひざの上にのせてゆっくり読んであげると
その細かいところが楽しくてじっと見入ってしまうはず♪

最初は怖がっていたありのセッセかぞくのぼうやが
カマキリおばあさんの側で笑っているのをページの端に見つけた時には
なんだかホワ〜ンとあったかい気持ちに・・・

色えんぴつの使い方もとても素敵です♪



☆ホタル 光のひみつ


1980年 あかね書房「科学のアルバム」シリーズ

夫の友人たちと家族でゲンジボタルを見てきました♪

ふわぁ〜☆キレイでした〜(*^_^*)

そこの森のホタルは・・・

野生?っていうのかな。

・・・人の手によって放されたのではなく
戦前からずっとその場所にいて、自然に繁殖を続けているのだそうです。

ホタルが飛び交う姿はとても幻想的☆

子どもたちも大興奮でした!!

運よく手のひらにのせることができ
ものすご〜く近くでその姿を観察することができました。

娘はもちろんテンション上がりっぱなし(^^)

なんのために光るのかな?やっぱり相手を見つけるため?
オスとメスの違いはどこなのかな?
幼虫のときは川にいるみたいだけどヤゴなのかな?
何を食べるのかな?

・・・「?」だらけで、とにかく知りたい知りたいモード全開っ!!

そんなときは、図書館っ(^o^)丿



「ホタル 光のひみつ」
「ホタルの光る川」
この2冊で調べる気満々の娘です♪

実は私も気になって読んでみましたが・・・

・・・ホタルの幼虫ってけっこうグロいのです。

カワニナという巻き貝の中に頭を突っ込んで食べる姿は
なんだかホラー映画のよう・・・
そして、危険を感じたらカラダの両側から白い角(毒腺)を出す。
・・・これがウジ虫みたいでかなり気持ち悪いっ!

う〜ん。あの優雅なホタルが・・・っっ!!
ちょっと裏切られたような衝撃を受けましたが・・・これは・・・

・・・いいや。見なかったことにしよう(^_^;)



「ひよことあひるのこ」1

小学校で読み聞かせをしてきました。

3年生のクラスで読んだのは・・・
「ひとのいいねこ」(・・・ベテランの方が担当☆)
「ひよことあひるのこ」(私が担当♪)
の2冊です。



今回はいつもの反省会の後に勉強会もあり
私ともう1人の新人の方が1人ずつ
メンバーみんなの前で読み聞かせをしました。

読み終えたあとに・・・

「この場面はもっとゆっくりとページをめくって
 子どもたちに見せた方がいいのでは・・・」

「絵本はあまり上向きにしてしまうと光が反射してしまって
 座っている子どもたちに見づらくなってしまうのよ」


・・・などなど。

基本的なことから感じたことまで
様々な意見やアドバイスを言ってくれるのでとても勉強になります☆
・・・すご〜くキンチョーしますが(^_^;)

「ひよことあひるのこ」

3年生にはちょっと子どもっぽい内容だったかな〜と思っていると

「でもこのお話は、あひるとひよこの違いがちゃんと分かっていないと
 本当に面白いところで笑えないから・・・
 逆に2〜3年生位がちょうどいいと思いますよ」

とまぁ優しいお言葉をいただいて・・・
なるほど〜そういえばそうかも☆・・・ほっとしました〜

「練習のときに自分の声を録音して聞いてみると
 読むスピードが思っていたより速かったり
 この部分はもっと間をとった方がいいかしら・・・など
 客観的に自分の読み方を知ることができるのよ」

というアドバイスもいただきました☆

朝の10分間だけのことですが
みんな何だか一生懸命なんです(^^)

・・・ボランティアとはそういうものなのかもしれませんが
そんな方たちと同じ場所にいることが何だかうれしくなっちゃいました(*^_^*)



☆PETUNIA'S CHRISTMAS


1952年 

以前にも紹介した「ペチューニアのクリスマス」の洋書版です☆

何度も図書館から借りてきては読んでいる姿を見て
夫がプレゼントしてくれました(^^)

日本語版と違って表紙もとってもクリスマスちっくでカワイイ!
長くて素敵なくびに、リースなんてかけちゃっています♪



洋書なので当たり前ですが文章は英語。



でも・・・内容を知っているし(^^)

遥か昔に学校で習った英語を思い出しつつ
どうにかこうにか読めるものですね〜

何よりいつでもペチューニアに会えるのがウレシイっ♪



素敵な帽子たち



帽子職人の友人の自宅アトリエ兼ショップに行って来ました(^^)

レトロな店内に所狭しとディスプレイされている
数々の1点ものの帽子たち・・・



質の良い素材を使ってきちんとした工程で丁寧に作られた帽子は
手仕事ならではの繊細さと輝きを持っていて
リピーターのファンのお客さんが多いのも頷けます(^^)

こういう質の良い1点モノは自分の母や友人など
大切な方への贈りものにもきっと喜ばれると思うなぁ・・・


こちらは帽子の型☆

2階にあるアトリエにも案内してもらいました。



帽子の木型や布がぶわぁ〜っと積まれており
職人でなくとも創作意欲がムクムク!!

「この中から生地を選んでもらって、お作りすることもあるんですよ〜(^^)」

ふんわりと笑う友人は
某ブランドメーカーからも注文を受けて作っており
またデパートなどにも主力の帽子たちを卸しています。

話していると、ほわ〜んと柔らかな雰囲気の彼女ですが
とっても精力的に仕事をしている職人さんなのです。



そして・・・彼女はとってもおもてなし上手♪

娘にもお庭のイチゴを摘ませてくれたり・・・
珍しい?紅茶を淹れてくれたり・・・

とても楽しいお茶の時間を過ごさせてもらいました☆
・・・始終、笑いが絶えませんでした(^^)



☆めうしのジャスミン


1996年 童話館出版

またまたデュボアザンものです(^^)

なんて素敵な色づかい♪

ウシがきれいなピンク色だなんて!!
そして帽子の素敵なことといったらっっ!!

めうしのジャスミンは自分は自分らしくいたいと思っています。
まわりのウシや動物たちが変だと言っても気にしません。

・・・そういうの好きだわ〜(*^_^*)

凛としていて素敵です。

ジャスミンのいるこの農場の他の動物たちの色もとってもカラフルで
絵本作家になる前は織物デザイナーをしていたというのも
なんだか納得〜!!

デュボアザンの世界・・・大好きです♪

・・・この農場。

実は・・・おなじみの「ペチューニア」のいる農場なんです(^^)
ちゃんとセリフもあり何だか嬉しくなっちゃいました☆
 
  「デュボアザンのおすすめ絵本」

  ☆ペチューニアのクリスマス(5.28の日記)
  ☆ペチューニアのだいりょこう(4.27の日記)
  ☆ペチューニアごようじん(4.7の日記)
  ☆かばのベロニカ(4.30の日記)
  
☆みんなのベロニカ(5.4の日記)

・・・こんなにも紹介していたのね(^_^;)

そして・・・☆めうしのジャスミンが仲間入り♪




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