☆チロヌップのきつね
1972年 金の星社
言わずと知れた名作です。
「クラスの学級文庫に、すごくいいお話があるの・・・」
・・・去年だったかな?
娘が教えてくれ、わざわざ先生に頼んで借りてきてくれました☆
どーしても私に読ませたかったみたい(^^)
お話は可哀そうなんだけど、キツネの親子がスゴクかわいいの♪
そう言いながらランドセルから出してくれた娘です。
その日の夜、べッドで読み聞かせましたが・・・
不覚にもボロボロ泣いてしまい最後まで読めませんでしたっ!
「もういいよ。ここからはそれぞれが目で読もっか」
ティッシュの箱を差し出してくれた娘の目も、ちょい赤い・・・
一緒に静かに読み終わると2人して大きなため息。
子どもの頃に読んだときは「きつねがかわいそう」の気持ちばっかりだったのに
オトナの今読むと、母キツネの想いやら、おばあさんの気持ちやら・・・
何だか痛いほど分かるのです。
・・・娘は何を思ったのかな。
とても怖がりでアニメ映画「ほたるの墓」などは決して見られない娘ですが
この絵本で戦争について知ろうとするきっかけになればと思いました。
ちなみにこの絵本は3部作☆
他に「チロヌップの子さくら」・「チロヌップのにじ」があります(^^)